ITの導入は本当に効果的か?

IT導入の大きなメリットに検索と計算のスピードアップによる業務の効率化が挙げられます。

膨大な書類の山から目的のものを見つけ出したり、電卓を叩いて書類に書き込むといったようなことをコンピュータに肩代わりさせてしまう訳です。

パソコンの高性能化・低価格化、ネットワーク環境の充実でIT利用は急速に拡大し、今ではコンピュータをまったく利用せずに仕事が完結するというのはほとんど目にしなくなりました。

しかし残念ながら 「 IT導入=業務効率化」ではありません。ITを利用しようとするがゆえに余計に時間が掛かっているケースが非常に多く見られます。例えば、電卓を叩けば5分で終わる作業を、パソコンの電源を入れて・ソフトを起動して・入力して・プリントアウトをして15分掛かった…なんていう笑えない話はよくあることです。

IT導入で業務が効率化できるかどうかは使い方次第です。

>>時間が掛かってもいいケース


市販パソコンソフトの利用で業務効率化

巷では、会計ソフトや顧客管理ソフトなど多種多様なパソコンソフトが豊富な機能で安価に販売されています。オーダーメードで作ろうとすると非常にコストが掛かりますので、それらを利用することは業務を効率化しようとする際の選択肢の1つです。

市販のパソコンソフトで効果を上げることの大前提は、業務をそのソフトの機能(仕様)に合わせることです。 「ソフトでは対応できないから一部手書きでまかなっている業務がある」これではソフトの利用価値は半減します。

業務が非効率になっていませんか?

>>せっかくソフトを導入したのに非効率なケース


ITは生き物

ITは生き物です。一旦導入すると維持・運用の面倒を見てあげなくてはいけません。

新商品の登場によってこれまでの管理単位を変更しなければならない、法改正で税の計算方法が変わった・帳票のレイアウトが変更になった、データは日々蓄積されそのうち容量オーバーする、ハードウェアが物理的に壊れた、等々。

別段ITだけが特別ではありません、このような変化は日常起こりうることです。

ところが、ITの維持・運用コストは往々にして見落としがちで、初期投資にコストを掛けすぎて、維持しきれなくなってしまうケースがあります。最新の車を買ったのにガソリン代を考慮していなかったようなものです。

維持・運用コストをちゃんと見込んでいますか?

>>維持・運用コストも効率的に


IT利用の“本質”を見極める

当社はシステム開発会社ですので、もちろんシステム開発を承っておりますが、我々が実際にシステムを開発する上で最も重要なことと考えているのはコンピュータ・プログラミングでは決してありません(もちろん大事ではありますが) 。

そのシステムを利用することによって、利用者の方々がどれだけ楽になるか、便利と感じることができるかが最重要と考えています。

少ないコストでどれだけ業務の効率化が図れるかの鍵は現状の把握・分析にあると考えます。

お問い合わせ先

システム・コンシエルジュ・サービス」は貴社に最適なIT利用方法をご提案します。(ひょっとするとその結果、IT利用以外での業務効率化の手段が見つかることもあり得ます。 )

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